INMU KINGの歌詞解説
INMU KINGの歌詞は何を歌っている?
一言で言えば、野獣先輩を救世主・王・神のように讃える壮大な賛歌。
ただし、その「神話」を構成している材料は、20年近くネットで擦られてきた淫夢語録、空耳、MAD、BB素材、こじつけ設定ばかり。
曲だけ聞くと妙に荘厳なのに、元ネタを一つずつ確認すると急に全部しょうもなくなる。この落差がINMU KINGの歌詞の面白さになっている。
以下はINMU KINGの歌詞の解説です。諸説あります。間違ってても怒らないで
歌詞をクリック・タップすると解説が開きます。
田所浩二
野獣先輩こと田所浩二は実は本名でも何でもない。
役名は「田所」のみだったが、とある猥褻事件の容疑者の名前がたまたま「田所」であったため勝手に拝借された上、変換のしやすさから「浩二」と変化した。
ネット上で長年使われてきた呼称が、いつの間にか野獣先輩の名前として完全に定着したもの。だからINMU KINGでは、本名というより「ミーム上の英雄名」みたいな扱いになっている。この時点で淫夢というコンテンツがいかに意味の分からないものかというのが分かる。なんなんだよ
王道を征く
我こそ王道を歩む王である
みたいで格好いい。とよかったのだが。
実は、野獣先輩がインタビューで風俗の好みを聞かれた際の回答から生まれた有名語録。
つまりINMU KINGは、風俗の好みを語っただけの発言を王の称号まで昇格させている。なんなんだよ
常夏のおっさん
これも本人が名乗った肩書ではない。
淫夢を知らない人っぽく振る舞って野獣先輩を説明する「ノンケ語録」から発展した呼び方とされる。
「野獣先輩」→「真夏のおっさん」→「常夏のおっさん」
と、伝言ゲームみたいに名前が変化して、それすら歌詞に取り込まれている。
ネットの頂点に降り立つメシア 喘ぎ声で命救うビースト 彼こそが我らのイエスキリスト
歌詞の前半では、野獣先輩がネットへ降臨した救世主のように描かれる。
これは淫夢界隈で昔からある「野獣先輩を見ると元気になる」「見る抗うつ剤」といった半分ネタの神格化を、そのままゴスペル級のスケールまで膨らませたもの。
やっていることは、
ネットミームの主人公 → メシア → イエス・キリスト級
という謎の出世である。
喘ぎ声とはあの有名な「イキスギィ!」のこと。冷静に考えて意味の分からない語録で皆をハッピーに。まさに命を救う野獣。
争い絶えぬ汚れきった世界 救うために修行する女神
野獣先輩のセリフ「トレーニングは、やってます。」をノムリッシュ翻訳したもの。
ノムリッシュ翻訳ってなんだよ。みなさん各自調べてみてください。
ちなみに女神というのは野獣先輩女の子説から。甲高い声で喘いでるところかららしい。深く考えてはいけません
人権侵害すべて許す包容
許されてません
いいよ!こいよ! 我ら包む抱擁
前半は淫夢4章の超有名語録。114514!良い世来いよ、と世界平和を願っている説もある。
シーンとしてはアセンション(後述)されるタイミングのセリフである。ご想像にお任せします。
文脈だけ見るとかなりアレな場面なのだが、INMU KINGではなぜかすべてを受け入れる聖人の慈愛みたいな意味に変換されている。
さぁ今このアイスティーを飲み干そう
原作で重要な小道具として登場するアイスティーも、INMU KINGでは儀式の飲み物のように扱われる。
原作では後輩のアイスティーに睡眠薬を入れて・・・
ちなみに睡眠薬を入れる音でさえ語録になっている。サー!
天は鳴き、大地は震える
しかしこれも元はノムリッシュ翻訳ネタ。らしい
昏睡を「聖なる儀式」にしているくだり
言うまでもなく、元ネタ側で起きていることは聖なる行為ではない。
だいたいINMU KINGはこういう曲です。
聖なる昏睡レ〇プを受け入れ
4章にて野獣先輩が睡眠薬入りアイスティーを飲ませてレ〇プするシーンより。
あのさぁ・・・
アセンションの時 彼の語録を聞け
アセンションは昇天を意味する。イキスギィ!
お前やりますねぇスギ
3つの語録の融合。
①木村さお前さあ!
空手部が着替え中にちらちら見てた木村を呼んだ場面。
②やりますねぇ!
田所浩二のインタビュー中、普段オナニーをするかどうか聞かれた時の彼の語録。
これのせいで普通の日本語である「やります」でさえ淫夢にひっかかる可能性が。当たり判定でかすぎる
③イキスギィ!
上記で説明済み。
①に関しては彼の語録ですらない。語感良すぎるのが悔しスギ
ジュッセンパイヤー
野獣先輩をザギンみたいに呼んだもの。たぶん。
一生ネットの宝物
国↑交↓を繋ぐ大事な宝物。晒し者などではない
ネットでバカにする愚者たちよ 悔い改めて彼に許しを請え
野獣先輩が淫夢4章にて遠野を自宅に招いた際の「いいよ上がって」が滑舌が悪すぎて「†悔い改めて†」と聞こえるのが元ネタ。
ちなみにマジでこう聞こえる。悔い改めて、どうぞ。
おしゃべりうんちなどではない 彼こそが神に認められし男
諸説あるけど汚いので触れなくていいですか?
T-A-D-O-K-O-R-O 田所浩二!
ブッチッパ!ブッチッパ!ブッチッパ!
野獣先輩の排〇音。きたねえ
すべての罪を背負わされた男
ただホモビに出ただけなのに
みんなを笑顔にする男
MAD、語録、BB、音MAD、ゲーム実況、コラ、そして現在のAI動画まで。
20年以上にわたってネタにされ続け、日本を飛び越えて海外にまで広がった。
確かに人数だけ考えれば、相当な数の人間を笑わせている。
アンコウより捨てるところのない男
アンコウは「捨てるところがない魚」と言われ、内臓までほぼ全身を食べられる。
一方、野獣先輩は、
- 顔 → コラ素材
- 表情 → ネタ
- 台詞 → 語録
- 喘ぎ声 → 音MAD
- 動き → BB
- インタビュー → 語録
- 下着 → ネタ
- 排泄音 → ブッチッパ!
と、
映像に残ったほぼすべての要素がネットミームとして再利用されている。
アンコウですら内臓までなのに、この男は排泄音まで商品化されている。
BBの数だけ強くなる男
BBはブルーバック素材のこと。
野獣先輩が走る、飛ぶ、剣を振る、攻撃する、吹き飛ぶ――といった動きを青背景で切り抜き、他のMADで自由に合成できるようにしたもの。
詳しくはニコニコ動画で調べてみてください
ブリーフに親を殺された男
意味不明な異名ランキング上位。
野獣先輩がインタビューで下着について聞かれた際、どう見てもブリーフっぽいものを履いているのに、
「伸縮性のあるボクサー型」
「スパッツに近い感じ」
などと説明し、なぜか頑なにブリーフだと認めようとしなかった。
あまりにもブリーフを避けるので、
「こいつブリーフに親でも殺されたのか?」
という説が誕生。
話すことすべてが語録になる女
野獣先輩の発言が片っ端から語録になっていることから。
「やりますねぇ」「イキスギィ!」「いいよ!こいよ!」
など、有名なものはもちろん、普通の日本語まで野獣先輩が言ったというだけで淫夢判定される。
このサイトに語録回避チェッカーが存在する理由でもある。
そして最後だけなぜか「男」ではなく女。
これは野獣先輩女の子説から。
甲高い声、アイスティーを飲む、大きい枕を使うなど、ありとあらゆる要素を無理やり根拠に、
「野獣先輩は女の子なのでは?」
という説が長年唱えられている。
ホモビに出ただけで世界を救った
本人がしたことだけを冷静に言えば、
昔の成人向け映像作品に出演した。
基本的にはそれだけ。
なのに、その映像がネット民によって20年以上加工され続けた結果、
- 大量の語録が生まれる
- MAD文化が生まれる
- BB劇場が生まれる
- ゲーム実況へ進出する
- 中国など海外へ広がる
- AIでミュージックビデオになる
- オリコン上位まで行く
という意味不明な歴史が完成した。
本人の知らないところで世界規模のネットミームになっている。
そう考えると、
「出ただけで世界を救った」
という誇張も、ほんの少しだけ説得力が出てくる。
気のせいです。
彼にはこの称号がふさわしい “淫夢の王”
曲名回収。
INMU KING。
淫夢の王ってなんだよ
INMU KING! INMU KING! INMU KING! INMU KING!
戴冠式です。
みんなで王を讃えましょう。
さあ今この接吻(ベーゼ)を受け入れよう
ここから最後の儀式。
「ベーゼ」は接吻、つまりキス。
淫夢4章の最後は、野獣先輩と遠野のキスで終わる。
前半ではアイスティーを飲んでいたのに、ラストではついに接吻を受け入れる儀式へランクアップ。
曲もクライマックス
聖なる純愛レ〇プを享受し
矛盾
アセンションの時 彼に祈りの言葉を
最初のサビでは、
「彼の語録を聞け」
だった。
ところが最後は、
「彼に祈りの言葉を」
になる。
つまり曲の最初では野獣先輩の語録を聞いていた我々が、最後には野獣先輩へ祈りを捧げる側になっている。
最後まで解説を見てしまったあなたもこれで晴れて淫夢厨。